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青島の商圏分析~青島商圏実態・青島市概要

1.青島商業エリアの実態  青島は、各大型企業が長期にわたって先を争い、市場争奪戦を繰り広げてきたホットスポットである。経営総合化と専業化の争い、中国本土と外資の争いが現在も激しく行われている。こうした争いが青島商業エリアの構造を絶えず変えてきた。同時に、都市の発展も推進してきた。 ●台東商業エリア  4大商業エリアの中で、最も人気があると言えば台東商業エリアが挙げられる。  台東商業エリアは青島市の西南側に位置し、台東歩行者ストリートを中心に、放射状に発展を示している。商業街の専有面積は0.17平方キロメートルに過ぎないが、ウォルマート、利群商厦、万達ショッピング広場、蘇寧電器、国美電器などの大型企業が集まっており、"規模は小さいが何もかもが揃っている"と言える。 ●香港中路商業エリア  最も人気が高い商業エリアが台東商業エリアであるとすると、最も"ラッキー"な商業エリアは香港中路商業エリアであると言える。  かなり以前のジャスコの"一人勝ち"の状況から、カルフール、サンシャインデパートなどがその後を追い、さらにマイカル、海信広場、百麗広場など様々なショップが次々と誕生した。併せて、まもなく完成する銀座などの店舗があり、香港中路商業エリアの発展速度は、"驚くべき"という言葉を用いて表現できる。 ●中山路商業エリア  中山路は青島に古くからある商業街として、青島100年の移り変わりを記録し、青島100年の商業文化を堆積してきた。中山路の青島での位置づけは、北京の王府井、上海の南京路、済南の泉城路のようなものであると言うことができる。これらの場所は、その都市の"名刺"であり、ランドマークである。1898年に建設が始まった中山路は、ほとんど青島の商業的なトーテムであるとも言える。 ●李村商業エリア  李村商業エリアについて語る際には、まず長い歴史を持つ李村大集に触れる必要がある。史料の記載によると、李村は、明代後期には早くもその名声が遠くにまで響きわたっていた、定期市が開かれる重要な都市だった。解放前の李村大集は、山東省の4大定期市開催地の1つとなり、その影響力は十分に大きくなっていた。ある角度からみると、李村大集は、李村の近代ビジネスの芽を先導し、李滄区全体の現代のビジネスの発展に輻射的に影響を与えた、とも言える。 2.青島市の概要  青島市は、中国で最も経済力を備えた10大都市の1つである。これまでのところ、20以上の省・市、50以上の国家および地区の投資企業が、累計90億ドル以上を投資している。世界500強企業のうちの30社以上が当地に投資し、50以上のプロジェクトを実施してきた。 ※このほか、歴史、地理的位置、気候、エリア・人口・面積、交通状況(航運・航空・公共輸送)についての詳細が記載されております。
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