【週刊粧業2014年7月21日号14面にて掲載】
今回は、弊社が5月に発刊したレポート「ASEAN化粧品マーケティング総鑑2014年版」より、調査結果のサマリーをご紹介したいと思います。
●ASEAN主要5カ国の化粧品市場規模推移(2009~2013年)
ASEAN5カ国の化粧品総市場は、経済成長による個人消費の拡大や人口増加などの要因により、ここ5年間は毎年2桁近い伸びで成長を続けており、2013年は前年比110.0%の943300百万円(小売金額ベース)となりました。
●ASEAN主要5カ国の国別市場構成比(2013年)
ASEAN5カ国の国別市場構成比は以下のとおりです。タイ市場が34.4%で最も大きい市場となっており、ついでインドネシアの28.5%、フィリピンの19.9%、マレーシアの11.6%、ベトナムの5.6%となっています。
浅井潤司
(株)矢野経済研究所主席研究員
2000年に矢野経済研究所に入社後、主にビューティー・リラクゼーション業界の市場調査、分析業務を担当。また、調査・分析業務だけでなく、中国市場進出支援、販路開拓支援、新規事業支援、地域振興・産業振興支援などのコンサルティング業務も手がけている。
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