第10回 ムスリム化粧品市場②

【週刊粧業2014年11月10日号4面にて掲載】

 前回のコラムでハラルには国際的な認証基準がなく、認証団体によって若干異なることを書きましたが、手続きや料金体系も認証団体によってさまざまです。そのため概しての説明となりますが、今回はハラル認証申請に関するプロセスについてご説明します。

 まずハラル認証の申請をする企業は、ハラルについて学び、ハラル製品を製造する体制を整える必要があります。しかし、そもそもハラル化が不可能な場合もありますので、この段階から認証機関をいくつか選び、カウンセリングを受けることをおすすめします。

 申請を行えば認証機関の監査が始まるのですが、その対象は原材料から製造方法そしてパッケージ、さらには品質管理から物流方法に至るまで幅広く及ぶため、監査に1年ほどかかることも珍しくありません。

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沖野真紀

中国女性市場専門調査会社 (株)ブルームス代表取締役

定性調査に特化したインサイトマーケティングを得意とする。また、日本とアジアのメディアで美容通としても活躍中。その知見と現地調査でアジア女性の美容ニーズの分析に努めている。

http://blooms.jp.net/

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