ブックタイトル化粧品・トイレタリーの専門誌C&T|2014.10(季刊No.161号)

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概要

化粧品・トイレタリーの専門誌C&T|2014.10(季刊No.161号)

特集鈴木奈々が香り大使に就任5社合同でフレグランスフェア~全国2000店舗で特設コーナー展開~今夏はフレグランス市場にとって例年にない暑い夏となった。フレグランス業界でブランドの垣根を越えた販促活動が実現したからだ。今年6月23日~8月末にかけ、ウエニ貿易、SPRジャパン、エンジェルハート、川辺、柳屋の5社が合同でフレグランスフェアを開始、各社のイチオシ商材にオリジナルノベルティをつけた限定セットが登場し、店頭を賑わせた。一方、香り大使に元気キャラクターとして人気を博しているモデル・タレントの鈴木奈々が就任、各種媒体や店頭などでフレグランスの魅力をアピールしている。本誌では参加企業へのインタビューを通じ、今回のフェアの全体像を浮き彫りにしていく。(小林)フェアで見えた課題を次回に生かす今冬は規模・内容ともパワーアップウエニ貿易ウエニ貿易では今回のフレグランスフェアを振り返り「フェアを実施したことでメーカー、小売店それぞれの課題が見えた。これにより、課題に対する具体的な施策がわかってきたことがよかった。フェア参加各社が同じ形で広告宣伝を展開し、出版社がフレグランス特集を組むなど、メディアでも盛り上がりをみせた。協力してくれた販売代理店やブランドホルダーに感謝している」(小渕清次コスメティック事業部執行役員統括部長)と、フェアでの成果を述べた。フレグランスフェアは全2回の構成になっており、今回のフェアで吸い上げた課題を反省点としてあげ、10月21日~12月31日にかけて実施する次のフェアに生かす。「このような大がかりな取り組みをしないとなかなか課題は見えてこない。お客様との店頭コミュニケーションのやり方についても整理整頓するきっかけになった。こうして見えてきた課題を踏まえ、次回のフェアは内容をパワーアップし、お客様が店頭に喜んで来てもらえる企画を多数用意した」(小渕氏)今夏のフェアの実施店が100社・2000店舗であるのに対し、次回は200社・3000店舗まで規模を拡大する。「各店舗ごとに手厚いフォローをすることが、この企画のベースにある。次回のフェアのキーワードは過去を振り返り、2009年頃の店頭強化策をフォーカスすること。その当時は店頭にフレグランス売場が構築されつつあり、売れている実績があった。その頃のノウハウを今回のフェアに落とし込んでいく」(小渕氏)今秋は、8年前に立ち上げた「ティアリー」シリーズの再活性化策として「エンジェルハート」のシリーズから「ティアリーローズオードトワレ」「ティアリークリスタルオードトワレ」を発売する。従来28C&T2014-10