ブックタイトル化粧品・トイレタリーの専門誌C&T|2014.10(季刊No.161号)

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概要

化粧品・トイレタリーの専門誌C&T|2014.10(季刊No.161号)

特集アウト展開で香水の認知度アップフェアで売場のさらなる活性化をSPRジャパンアランドロンパルファムの日本総代理店であるSPRジャパンではこの数年間フレグランス売場が縮小傾向にあることを踏まえ、「お客様との接点を増やし、商品の回転率を上げ、売場のさらなる活性化を目指してフレグランスフェアに参加した」(ポールレオニ取締役事業部部長)フェアではメンズ製品にはビーチサンダル、レディス製品にはシュシュやビーチバッグとのセットを提案し、GWP的に展開した。業績はほぼ横ばいで推移している。今年4~5月は消費増税の影響を受けたが、6月から回復し、7月は6%ほどの成長を遂げた。今春は、2012年冬に発売してヒット商品となった「サムライウーマンホワイトローズオードパルファム」が出荷「サベースで累計10万本を突破し、ムラ現在ではおよそ13万本に達してイウいる。「愛する人を一途に思いーマ続ける」という強い信念の象徴ンホである一輪の白いバラをフューワイチャーしたホワイトフローラルトロフルーティノートで、ボトルとーズパッケージに白いバラが描かれ」ている。今年6月に限定発売した「サムライライト「ブリーズオードトワサムレ」は出荷・生産いずライれのベースでも完売しライた。果てしなく広がるトブ青空と水平線に向かっリーて出航する男たちに吹ズ」き抜ける、心地よい一筋の風を思わせる清々しい香りだ。フレグランスフェアでは小売「店のフレグランス売場の活性化サに焦点を当て、商品の回転率をムラ上げていく。回転率を考慮してイウ棚の数字を組み立てていく店舗ーマンは多いが、フレグランスは使いヴァ切るまでそれなりに時間がかかニテることから併売をねらい、実施ィフ店でアウト展開をする。これにローラよりフレグランスの認知度も高」まる。「香水が再認識され、新しい層にも広く伝わるとよい。香りは洋服と同じ感覚で、つけるというよりは着るものだと思う。色々と香りを楽しみながら、最後にいいものを見つけてほしい」(山下せつ子社長)「サムライウーマン」および「サムライウーマンバニティ」シリーズではスポット的に中村アンをイメージモデルに起用し、プロモーションを展開している。今秋冬は、「サムライウーマンバニティフローラ」、「サムライブラックライトオリジナル」を発売する。「ブラックライトオリジナル」は船のステアリングホイールをアイコンとする、オーシャンシリーズ3部作の第1作目「サムライライトブリーズ」に続く第2作目と位置づけている。このシリーズは来春に3作目を発売して完結する。ステアリングホイールはアランドロンの主演映画「太陽がいっぱい」のワンシーンに因んだものだ。フレグランスメーカーである同社では香りを訴求したファブリックケア、ヘアケア、ボディケアアイテムも多数展開している。これらのアイテムとファインフレグランスの相乗効果が生まれており、以前はミストやボディバターなどにとどまる人が多かったが、ここにきてフレグランスで本格的に香りを楽しむ人が増えつつあるという。「香りのトレンドは上下するが、いずれフレグランスブームが訪れる。形が変わっても香りのよさを伝え続けていくことが重要であり、市場を盛り上げていかないと、若い世代によさが伝わっていかない。業界で一致団結してフレグランスの魅力や情報を発信していきたい」(レオニ氏)30C&T2014-10