宮本、化粧品容器を小ロットで提供、機能やデザインへのこだわりも

週刊粧業 2012年2月20日号 10ページ

カンタンに言うと

宮本、化粧品容器を小ロットで提供、機能やデザインへのこだわりも

 ガラスボトルやプラスチック容器の販売を手がける宮本(日本製容器韓国製容器)では、化粧品容器の取り扱いが豊富だ。卸販売機能も持つため、他社製品を含めた容器を迅速に小ロットで提供できるのが強味である。

 「基礎化粧品容器が主流で、スタンダート型でも丸型ストレートだけでなく、斬新なデザインを取り入れたシリーズも揃えている。表面加工でしっとり感を表現したり、底面を加工して割れにくくすることも可能だ。当社から新たな機能やデザインを積極的に提案している」(宮本浩樹常務)

 ガラス容器の製造販売からスタートしたが、近年は化粧品メーカーのニーズに対応し、新作はPET容器の取扱いを増やしてきた。

 品質管理を徹底させるため、本社内にクリーンルームを設置した。生地検査、各種試験、自社加工、完成品検査などの作業を清潔な環境で行い、メーカーの期待に応えてきた。容器のゴミや汚れを拭き取って再生化するなど資源の有効活用も進めている。

 「半人工のガラス瓶も含め、販売ロットは1000~3000本から対応する。千本でも印刷加工やキャップを用意できる。東京在住という立地を生かした即日納品や即日対応も当社の強味である」(青栁光昭取締役容器事業部営業部長)

 ここ10年間、化粧品容器の売上げは増加を続け、今期は10%増を目指す。

 「店頭で手に取ってもらうように好印象を持たせるのが容器の仕事。美を求める化粧品と同様、美の追究を意識した製品づくりを心がけている。6月の展示会(CITE Japan)に向けて新シリーズをいくつか導入する予定だ」(宮本氏)

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