花王グループ、ピンクリボンキャンペーンを国内外で実施

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花王グループ、ピンクリボンキャンペーンを国内外で実施

 花王、花王カスタマーマーケティング、カネボウ化粧品、カネボウ化粧品販売など花王グループ各社では、2010年10月1日から11月30日まで、「女性の健康」を応援する社会貢献活動として、乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝える啓発活動「花王グループ ピンクリボンキャンペーン」を昨年に引き続き実施する。

 日本では、女性の乳がんは年々増加傾向にあり、女性の約16人に1人がかかるといわれている。乳がんで亡くなる人は1年間に1万人以上に達するが、乳がんは早期に発見すれば治癒率が高い。

 早期発見のためには、セルフチェックや検診が大切だが、日本の乳がん検診受診率は20%程度となっており、欧米の検診受診率が70%以上であるのと比較すると低くなっている。

 今回のピンクリボンキャンペーンでは、花王ソフィーナ・エストのビューティ・アドバイザー、カネボウ化粧品のビューティカウンセラー(以下それぞれAD、BCと表記)が、オリジナルピンクリボンバッジを着用し、化粧品コーナー来店客に、乳がん早期発見のための「啓発リーフレット」を配り、乳がんの正しい理解と早期発見の大切さを伝える。

 活動は4年目となり、同グループでの活動がきっかけとなり、「行政で実施する検診へ申し込みをした」という声も寄せられており、「一人ひとりのAD、BCの小さな活動の積み重ねが大切だと考えている」(同社)としている。

 さらに、10月1日~11月30日まで、Web上では「早期発見のためのセルフチェックの方法」(資料提供:NPO法人乳房健康研究会)の動画も配信。より多くの人々が閲覧できるよう、携帯からもアクセスできるようにする。

 昨年に引き続き、花王香港、上海花王のソフィーナ・エストコーナーでも、同期間、AD、BCがピンクリボンバッジを着用し、セルフチェックのためのリーフレットを配布する。

 〈キャンペーン概要〉
 期間=10月1日~11月30日▽内容=①花王ソフィーナ・エストおよびカネボウ化粧品のコーナー来店客に、乳がん早期発見のための啓発リーフレットを配布(なくなり次第終了)、②花王ソフィーナ・エストのAD、カネボウ化粧品のBCが制服にオリジナルデザインの「ピンクリボンバッジ」を着用▽対象店舗=国内:花王ソフィーナ・エストのAD、カネボウ化粧品のBCが入店する店舗(AD、BCが入店時に配布する)▽海外:花王香港、上海花王のソフィーナ・エストコーナー

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