粧業日報
資生堂は、2012年に創業140周年を迎えるにあたり、銀座という創業の地において、化粧品や美容法のフィールドはもちろん、食文化や芸術文化などを含めた“美しい生活文化の創造を銀座とともに目指す”プロジェクト「資生堂‐銀座 未来計画」をスタートする。
1872年に日本初の洋風調剤薬局として創業した資生堂は、銀座の歩みと同様、東洋と西洋の文化を融合しながら最先端の価値を世の中に発信し続けてきた。
プロジェクトでは、「資生堂‐銀座 未来計画」の拠点として、2011年4月下旬、旧ザ・ギンザビル(銀座7-8-9)跡地に、同社が積み重ねてきたリソースを集結した新たな美容施設をオープンするとともに、隣接する東京銀座資生堂ビル(銀座8-8-3)1階と11階をリニューアルオープンする。2013年8月末に竣工を予定している本社社屋(銀座7-5-5)を含めた3つのビルを、銀座から世界に向けた情報発信の場として新たに展開する。
旧ザ・ギンザビルは、美容に関するあらゆるニーズに応えられるスペースに進化。美容情報が氾濫する中、ソリューション手段が多様化し、自分に合う化粧品やサービスに出会えていないと感じる人々に向けて、同社の長年の研究や経験に裏付けられた最適な化粧品や最新の美容メソッドを提供する。
東京銀座資生堂ビルは、芸術文化や食文化の情報発信拠点として、旧資生堂パーラービル跡地に2001年3月に完成した。2011年に10周年を迎えるにあたり、1階と11階をリニューアルオープンすることで、より多くの人に親しんでもらえる新しい生活の喜びを見いだすことができる場にしていく。
本社社屋は、建設から約40年が経過し老朽化が進んだことから、ビル自体の建て替えを実施する。2011年5月より解体を始め、2013年8月末の竣工をめざす。オフィス機能に加え、店舗機能や公共機能も有するビルを検討している。
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