オーガニック化粧品専門のOEMメーカーであるハーブラボは、触感や嗅覚など「五感に訴える化粧品」を開発コンセプトに、ハーブの原料生産から化粧品製造までに至る工程の一元化を推進。オーガニック化粧品の需要が高まるなか、100個からの小ロットにも柔軟に対応している。
「小ロットで植物原料を処方するとどうしても価格が上がり、お客様が要望する価格に見合った処方で開発することが非常に難しい。しかし、何とか努力して小ロットへのニーズに対応することで、コンセプトにご賛同いただく機会となるため、結果、お客様からの支持にもつながっている」(山口浩代表取締役)
今後は、女性の年代ごとの肌環境に合わせた「果物」「野菜」「花」からなる3つの化粧品シリーズの提案営業に重点的に取り組む。グループ企業が38年間培った植物化粧品のノウハウを活かし、オーガニック化粧品を企画・開発することにより、「OEMとODMの両方で新規獲得を図っていく」(山口氏)方針だ。
また山口氏は、昨今のオーガニック化粧品の品質基準について触れ、「日本では審査する第三者機関が海外に比べ遅れている」と指摘し、今後のオーガニック化粧品の発展を見据えた場合には、「海外の規格で審査する方法以外に日本でオーガニック化粧品を審査する公的機関の設立が重要だ」と語っている。
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この記事は週刊粧業 掲載
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