化粧品原料商社大手の岩瀬コスファ、合弁通じアジア拠点網を拡充

週刊粧業 2012年11月5日号 6ページ

化粧品原料商社大手の岩瀬コスファ、合弁通じアジア拠点網を拡充

 原料商社大手の岩瀬コスファ(本社=大阪市)は、東南アジア市場での事業拡大を目的に、今後の成長が期待されるベトナムにて拠点構築、2012年10月中をめどに、上海、広州に次ぐアジア第三番目の化粧品原料の現地販社を設立する。

 東南アジア市場での代理店ケミコ・インター(本社バンコク)との共同出資により、ベトナムでの現地代理店キム・ミー・ケミカル社に資本参画する形での外資合弁の販売会社を運営する。(資本金97.5億ベトナムドン、約40百万円、本社ホーチミン市)

 ケミコ・インターの原料ソースと日本産原料ソースを統合し、原料ポートフォリオを拡充、キム・ミー社のベトナムでの販売網を活用することで、現地化粧品市場への拡販、並行してベトナムに進出している日系、マルチナショナル向けも含めて、化粧品原料の拡販に注力し、3年後に5億円の売上げを目指す。

 また現地保税倉庫との提携により、ストックポイントとしての機能も高め、コスト競争力が問われる市場で、世界基準に見合う原料ソーシングの多様化、物流面での競争力を高め、ASEAN域内での自由貿易協定の枠組みも活用しながら、将来的にはインド、ミャンマーも視野に入れた広範囲での化粧品原料供給事業を展開する。(寄稿)

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