資生堂、「ライフクオリティー事業」を開始~2015年度中に3000施設での展開めざす

粧業日報

資生堂、「ライフクオリティー事業」を開始~2015年度中に3000施設での展開めざす

 資生堂は、2011年4月に事業化し、首都圏の1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)に導入した「高齢者美容サービス(化粧療法プログラム)」と、事業所が中心となって推進している「美容セミナー」の活動を統合・再編し、2013年7月から順次全国エリアで、新たに「ライフクオリティー事業(セミナー名称=資生堂ライフクオリティー ビューティーセミナー)」として展開していく。

 同事業では、高齢者施設の要望に応じてビューティーセラピスト(BT、要介護者や認知症患者などへの対応の専門教育を受けた担当者)が、プログラムを実施することで高齢者のQOL(クオリティー・オブ・ライフ)を向上させる有償の美容サービスを行っていく。

 2011年4月から首都圏で事業化した「高齢者美容サービス」は、高齢者が継続的に化粧をすることによって、表情が明るくなるだけでなく、「認知症の周辺症状が緩和される」「要介護者のADL(日常生活動作)が向上する」といった効果が期待でき、高齢者のQOLの向上に役立つことがわかってきた。同サービスは、2012年12月末時点で、1都3県の約120施設で展開している。

あと46%

続きを読むには無料会員登録が必要です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • 化粧品業界の優良記事を
    お届け
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 資生堂、「ライフクオリティー事業」を開始~2015年度中に3000施設での展開めざす

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop