マンダムの2014年3月期第2四半期連結業績は、売上高が前年同期比9.4%増の370億4300万円、営業利益が13.0%増の53億5600万円、経常利益が13.8%増の55億9300万円、四半期純利益が8.3%増の33億200万円となり、売上高、各段階利益ともに当初計画を上回るとともに、中間期としては過去最高を記録した。
海外事業が円安効果も重なり全般的に好調な推移を見せたことに加え、国内も男性化粧品「ギャツビー」や女性用の夏シーズン品を中心に販売を伸ばした。海外の売上構成比は、3.1P増の37.1%にまで拡大している。(以下、省略)
新シリーズ「ヘアジャム」は
快調スタート、通期は上ブレも
通期の業績見通しは修正せず、売上高が前期比10.1%増の665億円、営業利益が11.8%増の66億5000万円、経常利益が9.9%増の68億6000万円、当期純利益が5.3%増の38億円となる見込みだ。「現状のままいけば売上げ、利益とも上ブレする可能性がある」(重村氏)という。
国内では、「ギャツビー」の新スタイリング剤シリーズ「ヘアジャム」(写真)の動向が注目ポイントだ。
配荷は順調に進み、実際の販売も「年間売上計画を遙かに超える推移できている」(重村氏)という快調なスタートを切った。
スタイリング剤の使用率低下が深刻な若者の取り込みが最大の目的だが、購入者への聞き取り調査では「スタイリング剤の未使用者が約38%」(重村氏)という実態が明らかになるとともに、女性や40代男性の購入が多いことも判明。今後もCMやサンプリングなどのマーケティング活動を強化し、使用層を広げていく方針だ。(以下、省略)
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この記事は週刊粧業 掲載
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