2014年防虫剤市場は256億円、日用雑貨の準主役は底固い消費に魅力

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2014年防虫剤市場は256億円、日用雑貨の準主役は底固い消費に魅力

 マーケットシェア45・6%(2013年見込み、同社調べ)で最上位を堅持しているエステーは、防虫剤の2014年における市場規模予測として256億円という数字を示している。

 これは前年に対し1・1%の増加であり、また直近3カ年の変動では2011年に対して2・4%の上積みとなっており、防虫剤は日用雑貨の屋台骨を担うような大型ボリュームではなくとも、小売店にとって着実な売上数字が見込める底堅い商材の一つであることがわかる。

 そうした中でも、メーカーの商品戦略や生活者ニーズの変化に連れて薬剤別の売上構成比は年々変わっている。

 エステーが公表しているデータ「薬剤別構成比」によると、同社の売上トップに座る分類「ピレス1年」は2011年の58・0%はジワジワと数値を上げ続け、2014年予想では70・0%まで達する動きを見せている。

 代わって「ピレス半年」は段階的に縮小が続き、「同1年」に主役の座を明け渡す格好で構成比を下げている。同社は「ピレス」の全体的な需要について「今後も拡大見込み」と予測している。

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