公益財団法人 日本卓球協会は6月28日、平成26年度第1回臨時理事会をグランドプリンスホテル新高輪にて開催し、藤重貞慶氏(ライオン会長)の新会長就任を満場一致で決定した。なお、藤重会長の任期は、平成26年6月28日から平成28年度最初の定時評議員会の終結までとなっている。
藤重氏は就任に際して、「日本の卓球愛好者は、年少者から高齢者まで約900万人ともいわれ、競技者登録人数は30万人超の人気ある国民的スポーツのひとつだ。現在、日本の卓球は男女とも世界のトップクラスにおり、2016年のリオデジャネイロ、2020年の東京オリンピックでは、金メダル獲得が期待されている。ライオンはこれまで、小学生バレーボールや少年剣道など数多くのスポーツ活動を応援してきたが、国民的スポーツとして人気が高く普及拡大している『卓球』を、スポーツ振興を通じた社会貢献活動として応援していく」と挨拶した。
今後は、明るく開かれた協会運営を踏襲しつつ、「誰にでも愛される日本卓球協会」を旗印に掲げ、「選手育成」と「さらなる普及拡大」に努めていくという。