美容サプリメント市場、有力各社の先端商材が好調で成長持続

週刊粧業

カンタンに言うと

美容サプリメント市場、有力各社の先端商材が好調で成長持続

 週刊粧業は4月21日号で特集「美容訴求飲料」を組み、「美しさ」を叶えるためのドリンク商材に見る最新トレンドや参入各社の方向性をあぶり出してみた。

 これを受けて本「夏の特集号」では、一定のマーケットを形成した美容ドリンクより早く生活者に受け入れられてきた「美容訴求型サプリメント」にスポットをあて、有力各社が送り出す先端商材の特徴や成り立ちを解剖してマーケットの現状を探った。

 薬事行政が引き締めを増す中、効能・効果をうたえない環境下でも「効きそう」や「良さそう」などイメージ訴求は鳴りをひそめ、一部の企業を除けば愛用者の期待に添いたい製品開発で各社がしのぎを削っている。

 シンクタンクの富士経済(東京)は今春、健康ジャンルも併せた「美容食品」の国内市場を調査し、2014年のマーケット規模を1兆2268億円と予測していた。

 内訳では、愛用者基盤の成長が続いていた美肌効果訴求のコラーゲンとヒアルロン酸を使った各製品が踊り場に到達する一方、息を吹き返したプラセンタ製品が大幅増となる福音があり、市場の全体感は成長軌道を維持する局面があった。

 市場トレンドを映す鏡といえそうなドラッグストアの陳列棚をのぞくと、看板「ビューティ」の下では「贔屓の一品」になりたい製品群が激しくアイキャッチを競っている。

※画像提供:ラシェル製薬

【記事掲載企業】

《原料会社編》
◎ホルス~プロテオグリカンを発売へ純度の高さなどで差別化
◎一丸ファルコス~コメ由来セラミドに痒み改善など新たな効果を確認
◎ジェヌインR&D~「食卓で使用」で商品化し一般食材から抗老化を提案
◎日本化薬フードテクノ~「オメガ3」を含むサチャインチ国内搾油で配合しやすさ向上
◎トワ・コーポレーション~女性のホルモンバランスを整え、更年期症状を緩和する原料提案
◎太陽化学~エイジングケアにアムラとカテキンを提案
◎蝶理~発酵紅高麗人参エキスと国産豚プラセンタに注力
◎ニュートリション・アクト~抗酸化効果やDNA修復促進などエイジングケアを訴求した原料展開
◎アイテル~熊本・天草産のモリンガパウダー販売高い栄養価で美容素材として注目
◎日本バリアフリー~「マリンプラセンタ」が国内外で順調秋に「マリンプロテオグリカン」発表へ
◎サビンサジャパンコーポレーション~アーユルヴェーダの考えに基づく植物由来成分を豊富に提案
◎ニューバイオエンタープライズ~「DC―15納豆菌」のエキス末販売血糖値の上昇抑制し減量サポート

《OEM会社編》
◎東洋新薬~後続原料が厚み増しても仏の松由来は不動の看板
◎日本ダグラスラボラトリーズ~体感性と安全性の高い美容サプリメントを提供
◎オルト~「アサイー」の提案を強化サロン向けOEMにも強み
◎三生医薬~ミニドリンク、ゼリーで新形態大容量含め幅広い対応が可能に
◎ラシェル製薬~二枚看板による素材提案から美容領域で新境地開拓へ一手
◎ウキシマメディカル~カプセル充填に特化した生産設備で高品質・コストパフォーマンスを実現
◎カプスゲル・ジャパン~吸収性向上やユニークな見た目に液体ハードカプセルが脚光
◎DRC~末端の信頼確保のため裏付の重要性呼び掛け

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