小林製薬、便器に貼るブルーレット「デコラル」で市場を活性化

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小林製薬、便器に貼るブルーレット「デコラル」で市場を活性化

 小林製薬は、水洗トイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」ブランドから、便器に直接貼るタイプ「同デコラル」(香り3種、各7・5g×3本)を9月25日に発売し、市場活性化を図る。

 「ブルーレット」は、1969の年発売から水洗トイレ環境の変化にあわせて、トイレタンクの上や中に使える様々なタイプをラインナップしてきた。近年、トイレ環境はタンクレスタイプが増え、それにともない、便器に貼るタイプの需要が拡大傾向にある。

 「同デコラル」は、その新たなニーズに対し、たしかな洗浄・防汚効果とともに、使う楽しさも付与した貼るタイプとして開発した。容器先端を便器表面に押し当てながら薬剤を出すと、花びらの形をした香り付きジェルが貼り付く設計で、左右2カ所に貼ると洗浄・防汚成分が効果的に働く。花びらジェル(薬剤)は、そのままトイレ用洗剤としても使える。
 クマをモチーフにした容器のかわいさに加え、花びらジェルを便器にデコレーションする楽しさも訴求し、従来のラインナップでは取りきれていなかった層の獲得につなげていく。

 この秋の注力製品の一つとして、TVCMと連動させながら、半年間の育成戦略を投じる。発売時期は、売場での定番販促物の設置を強化し、11月から年末にかけては、限定品や3種の香りをセットにしたアソートパックの展開を予定している。来春には、クマの容器を並べられる「切り株スタンド付」を限定発売し、トイレ環境のインテリアにもこだわる女性の獲得につなげる。

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