資生堂、肌温の変化に着目した美容法「℃(ドシー)美容」が話題に

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資生堂、肌温の変化に着目した美容法「℃(ドシー)美容」が話題に

 資生堂は、化粧品専門店専用ブランド「ベネフィーク」より、化粧品がなじみにくくなる大人の肌に着目した新スキンケア(全6品目14品種、ノープリントプライス)を5月21日に発売したが、肌温の変化に着目した美容法「℃(ドシー)美容」が話題を呼び、順調な売上げで推移している。

 開発にあたっては、30年以上にわたる角層研究の知見として「加齢が進むと角層細胞がかたまった状態で育ち、かたまりとなって剥がれること」を見出し、化粧品が効きにくい肌の一因として、この角層の変化が関連することに着目。この状態を「角層かたまり」と名付け、角層かたまりのない健やかで美しい肌に整えるために、うるおいバランスと肌温に着目した「℃美容」を開発した。

 新スキンケアは、「ホットクレンジング」(150g)による温め効果から、薬用美容水「ローション Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」(医薬部外品、各200mL)による冷却効果、薬用クリーム「クリーム」(同、40g)による温め効果と肌温差のステップを踏むことで、角層のすみずみまでうるおいの美容成分をしっかり引き込み、なめらかさ、ハリ感と透明感にあふれるつやを肌に導く。
 今回は、メインターゲットである30~40代女性のインサイトを導き出し、独自の美容法を開発するとともに、長く使い続けてもらうため、中身強化のみならず、ブランドの世界観づくりにも注力した。「肌の土台から愛され顔へ」をテーマに設定。ブランドの中核を担うスキンケアに、イノベーションを実施することで、さらなるブランド価値の革新を図っていく。

 なお、プロモーションには、蛯原友里を引き続き起用し、5月下旬より店頭、雑誌広告、Webにて展開している。

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