ODM提案を強化しているシーエスラボ(本社=東京)は、毎年の注力事業に有用性評価の付与を掲げており、別会社を立ち上げて専門的に試験を行うなど、事業を着実に形にしている。
新規のオーダーが増え、それにともない製品の数も増えているが、林雅俊社長は「まだ充分ではない」として、今年も開発力の強化を第一の方針に掲げている。
「小ロット、短納期対応はもはや差別化策にならない。それは前提条件で、今後は、特長のある処方をいかに多く揃えられるかが求められてくると思う。それに応えるには、一にも二にも開発力の強化とノウハウの蓄積が大切だ」(林社長)
しかし、やみくもに処方を増やすのではなく、得意領域のスキンケアカテゴリーで、同社の強みである乳化技術などを活かし、ローションやゲルの開発におけるイニシアチブを執り、「スキンケアならシーエスラボ」と称されるまで認知を広げていく。
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この記事は週刊粧業 2014年9月1日号 8ページ 掲載
■特集/化粧品OEM(受託製造)後編 ◎シーエスラボ~「スキンケアのシーエス」認知広げ尖った特長のある処方増やす ◎日本色材工業研究所~大型設備投資で利益圧迫も来期以降の業績拡大に意欲 ◎ミリオナ化粧品~今期の三大テーマに照準、種蒔きから収穫期見据え ◎サティス製薬~「30億×100社」が本格始動、広告制作など通販の総合支援へ ◎ケミコスクリエイションズ~リキッドアイライナーに強み、容器会社...
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