pdc「ピュア ナチュラル」、オールインワン化粧品の先駆けが販売好調

カンタンに言うと

pdc「ピュア ナチュラル」、オールインワン化粧品の先駆けが販売好調

 ポーラ・オルビスグループのpdcは、1992年にシンプルスキンケアシリーズ「ピュア ナチュラル」を発売した。

 今年で発売から23年目を迎える同シリーズは、累計販売個数が7350万個(今年3月現在)※を突破するロングセラー商品で、オールインワン化粧品市場の販売個数では2010年から5年連続№1※を獲得している。(※pdc調べ)

 1990年代に入ると女性の社会進出が進み、同社では「働きながら子育てをする有職女性が今後はさらに増加する」と捉え、子育て中の30~40代有職女性をメインターゲットにした簡便性と機能性を両立する新たな商品の開発に着手した。

 当時の化粧品容器は蓋を捻って開封するネジ式容器が一般的だったが、ワンタッチキャップを採用し、素早くスキンケアを行いたいという簡便性のニーズに応えた。そして、「化粧水」らしさを残しながらも「乳液」の使用感を持たせ、その両方の効果を1本に集約するという難易度の高い処方開発に成功した。

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