ジャパン・コスメティックセンター(JCC、事務局=佐賀県)は、9月9~11日の3日間にわたりフランス・パリで開催された化粧品関連の国際見本市「コスミーティング」に出展した。同展示会は、世界各国から数多くのバイヤーが集まり、海外進出をねらう企業が出展している。
JCCでは初の出展となった今回は、フランス・コスメティックバレー(CV)との共同出展で、日本からは6社が参加した。
5月の「チャイナ・ビューティ・エキスポ」の際に日仏間の交流の懸け橋となり、両国がともに発展するよう協力を深めていることを確認したが、今回はそれにもまして有意義な意見交換の場を設けることができたため、よりいっそう相互理解が進んだという。
また、今後のJCCとCVの発展的な連携に向け、工程表なども作成したうえで、十分に協力していくことも再確認した。
JCCはビジネスマッチングなども後押ししており、今年10月上旬にはフランスからの直輸入製品第1号品が国内で発売予定という。
また、日本の原料をフランスに輸出するためのサンプリング試験も継続しており、今後の動向が注目されている。今回の見本市においても、出展企業と視察に参加した会員企業を合わせた9社22人は、CVの出展企業だけでなく、見本市に出展しているフランスを中心とした世界各国の出展社と商談を行った。今後は、薬事法などによる輸出入時の規制対応などを全面的にバックアップしていく。
JCCでは、今年10月に開催する「第5回 化粧品開発展」に出展するほか、来年はフランスでJCCとCV会員の商談会を開催する予定だという。
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この記事は週刊粧業 掲載
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