ライオン、台所用洗剤「チャーミーマジカ」で新洗浄メカニズムを提案

粧業日報

カンタンに言うと

ライオン、台所用洗剤「チャーミーマジカ」で新洗浄メカニズムを提案

 ライオンは、台所用洗剤の新ブランド「CHARMY Magica(チャーミー マジカ)」(市場想定価格=本体230mL・170円、つめかえ用600mL・330円、つめかえ用大型サイズ1000mL・480円)を2015年1月21日より発売する。

 発売前に約1万本のサンプリングを行い、発売後にテレビCMや雑誌広告等での露出を高めていくことで、早期での市場シェア拡大を目指す。また、手早く片付く食器洗いの仕方を教える「ナノ洗い研究所」をブランドサイト内に開設し、生活に役立つ情報を積極的に発信する。

 今後については、キッチン周りのアイテムを拡充するなどして、家事行動を効率的に変革する「キッチンソリューションブランド」としてさらなる育成強化を進めていく。

 「チャーミー マジカ」は、手ごわい油汚れも細かく微細に分解する独自の「ナノ洗浄」を採用。油汚れをサラサラ落とし、手早く食器を洗い上げる。生活者による使用調査では、9割が「サラサラ落とせた」と実感し、8割が「食器洗いが手早く片付いた」と回答。ネーミングは、「洗浄実感がまるで魔法のよう(Magical)」という使用者の声から「Magica(マジカ)」を採用した。

 同社は1956年、日本初の食器・野菜・果物専用台所用洗剤「ライポンF」を発売し、以降も「手肌へのやさしさ」「濃縮化」「植物油脂への転換」など市場へ新しい価値を生み出してきた。

 今回、「泡で除去からナノ分解へ」という洗浄プロセスを搭載することにより、市場に全く新しい洗浄メカニズムを提案していく。

「洗うメカニズムの変更」という
大きな技術イノベーションを実現

 ライオンの濱逸夫社長に新ブランド「チャーミー マジカ」のブランド戦略について尋ねた。

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