ケイズ、化粧品コンシェルジュとして「容器+α」の付加価値提案

週刊粧業 2015年3月23日号 8ページ

カンタンに言うと

ケイズ、化粧品コンシェルジュとして「容器+α」の付加価値提案

 ケイズ(本社=金沢市)は、国内だけでなく韓国と台湾にも拠点を構え、独自の調達ルートを活かして機能性とデザイン性を兼ね備えた海外容器の提案に強みを持つ。

 同社ではこうした容器提案だけにとどまらず、近年はOEM事業を融合した化粧品コンシェルジュとして「容器+α」の付加価値を提案するなど、競合他社とは一線を画した独自性の高い取り組みに力を注いでいる。

 「数ある容器商社の中からお客様に選ばれるためには、ケイズらしさを徹底的に追求していかなければならない。海外容器を厳選してお客様にお届けするだけでなく、容器から中身づくりまで総合的にカバーできることが当社の存在意義と捉えている」(角嶋一幸社長)

 同社はアロマの香りを添えて手紙を送る「いしかわ文香(ふみこう)プロジェクト」の一員で、香りを添えた手紙とともに容器の新製品を提案するなど、営業活動でも自社らしさを打ち出した取り組みを推進している。

 営業ではこのほか、フェイスブックを活用して海外容器の情報発信を行っており、これらの施策が奏功して問い合わせが順調に増えているという。 

 取扱容器では、最近の傾向として環境に配慮したバイオマス容器と、高級容器の引き合いが高まっているようだ。

 「今月の北陸新幹線開業を受け、今後は関東圏での新規開拓に取り組んでいくほか、来春の稼働を目途に金沢市内で新たな社屋・工場の建設に着手していく」(角嶋社長)

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