ネオネクリエーション、高賦香率製品に最適なアルミジャー容器の生産開始

週刊粧業 2015年3月30日号

カンタンに言うと

ネオネクリエーション、高賦香率製品に最適なアルミジャー容器の生産開始

 フランスの化粧品容器トップサプライヤー、コベルプラ社の国内総代理店としてフレグランス容器を輸入販売しているネオネクリエーション(本社:東京都千代田区、竹内昭夫社長)は、昨年よりアルミ素材の容器を展開している。これまではフランス製のボトル型容器を提案していたが、今回新たにジャー容器を国内生産して提案していく。

 もともとコベルプラ社は良質なガラス容器やキャップを数多く揃え、国内でも実績を伸ばしていた。新たにアルミ素材のジャー容器を日本で製造・販売することで、従来のものより価格を抑えて展開できるという。

 アルミ素材の容器は香料の賦香率が高い製品との相性がよく、ボディクリームやハンド、リップケア製品などに好んで使われている。アルミ板を厚くすることで衝撃を与えても凹みにくくした。ふた部分に加飾ができるため、デザイン性を高めることができるという。

 また、パフポンプのフレグランス容器も提案しており、デザイン性が高いため、ラグジュアリーブランドでの展開を進めている。

 「フランス製のパフポンプ容器は国内では当社のみが扱っている。香水の個性、高級感を追求したデザインのため百貨店ブランドなどで提案していきたい」(竹内社長)

 同社ではフレグランス・賦香率の高い製品の容器や原料、OEMといった全般的な提案力の高さを強みとしており、ここ数年はイタリアのコーベン・エディジオン社のフレグランス容器のかしめ機や充填機も紹介している。同社の機器は精密な充填ができることや容器の破損率が極めて低いことなどの特長がある。国内でも実績を伸ばしているといい、今後も注力していく方針だ。

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