2014年の殺虫剤市場、感染症踏まえ攻めに転じる

週刊粧業 2015年3月16日号 10ページ

カンタンに言うと

2014年の殺虫剤市場、感染症踏まえ攻めに転じる
 昨年の殺虫剤市場はおよそ1100億円(くん煙・くん蒸剤を含む)と、横ばいで終了した。

 消費増税の駆け込み購入があった3月は各社とも売上げが倍増したものの、最盛期である6~7月は長雨などの天候不順で前年を割り込んだ。

 ところが9月に国内でデング熱が発生し、市場がにわかに活気づいてマイナス分をカバーした。今年は再びデング熱の発生が懸念されており、各社とも感染症対策を意識した取り組みで市場のニーズに応えていくことになりそうだ。

 昨年は3月に増税特需はあったものの、基本的に夏の商材である殺虫剤は3月の売上げが少ないため、「特需は市場を1%強押し上げた程度」(殺虫剤メーカー)であった。 

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