ライオン・中間決算、各利益とも過去最高更新

粧業日報 2015年8月20日号 1ページ

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ライオン・中間決算、各利益とも過去最高更新
 ライオンの2015年度第2四半期連結業績(1~6月)は、売上高が前年同期比2・1%増の1802億8300万円、営業利益が44・0%増の56億9800万円、経常利益が47・4%増の66億4700万円、純利益が58・1%増の38億9800万円となり、各利益とも第2四半期としては過去最高を更新した。

 国内では、台所用洗剤分野において主力ブランドでの新製品を導入するとともに、ハブラシ、制汗剤、柔軟剤等で高付加価値の新製品を発売し育成を図った。一方、海外では、オーラルケア・ビューティケア等のパーソナルケア分野を中心に、積極的なマーケティング施策を展開し、重点ブランドの育成を図った。

 セグメント別では、一般用消費財が売上高で2・8%減の1292億9300万円、営業利益で11・1%増の25億2700万円、産業用品が売上高で0・6%増の290億1500万円、営業利益で32・7%減の6億9100万円、海外が売上高で20・9%増の487億4900万円、営業利益で316・6%増の16億1200万円、その他が売上高で7・2%増の143億2000万円、営業利益で125・5%増の4億9400万円となっている。

 笠松孝安常務は、「一般用消費財は消費増税の反動影響で減収となったが、収益性の高い製品の販売が伸びたことで2ケタ増益を確保した。海外については、売上構成比の高いタイと韓国が堅調に推移したことにより、為替変動の影響を除いても5・3%の増収となり、海外売上比率は25%となっている」と述べた。

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