エステティック業界、肌を見極めた提案でエステサロンに活路

週刊粧業 2015年4月13日号 1ページ

カンタンに言うと

エステティック業界、肌を見極めた提案でエステサロンに活路
 矢野経済研究所は、2014年度のエステティックサロン市場規模を、前年比1・6%増の3611億円と予測している。

 美顔や痩身・ボディ、物販などは消費税増税の影響を受け、横ばいや減少傾向で推移した一方、低価格の脱毛サロンが急速に事業を拡大し、脱毛市場が活性化したことにより、全体では拡大傾向にあるという。

 今後、市場が成長していくためには、どのような活動が必要なのだろうか――。エステティック業界活性化のために組織された「エステティックグランプリ(通称エスグラ)」の榎戸淳一理事長に話を伺った。

夢と誇りをキーワードに
未来の人材獲得を図る

 ――2014年は市場が拡大傾向にあります。

 榎戸 施術内にフェーシャルエステを取り入れるなど、最近は美容室やリラクゼーションサロンからエステ業界へ参入してくることが増えてきた。業界としては活性化している一方で、依然としてエステティックサロンは厳しい立場に置かれている。

 エステティックサロンの活路の一つとして、店販品の推奨が挙げられる。これまでは技術がサロンの「売り物」だったが、ここ2、3年は売上構成比の20~30%を店販品が占めている店も増えてきている。

 施術による売上げに店販品を上乗せしていくことが、経営を安定させるために重要である。しかし、エステ業界での化粧品市場は1000億円に届かず、まだ開拓の余地はあると考えている。

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