容器会社がさらなる成長を図るためには、OEMや化粧小物といった他のサプライヤー企業との連携やネットワークの構築が重要になってくる。
異業種参入企業の増加や既存メーカーによる自社ブランドのアウトソーシング化などが進み、化粧品OEMはより「短納期・多品種小ロット」への対応が求められるようになっている。
それにともない、容器業界においても「多品種小ロット」への対応力が求められ、そこを提携会社との連携の強化によりクリアしようとする動きも顕著になってきた。
同時に、容器にも一見しただけで製品のイメージを連想させる表現力・デザイン力が求められ、容器メーカー各社は加飾・加工技術を駆使して表現力豊かな容器の提案を強化している。
差別化のため独自性求める傾向
コスト面から輸入容器も選択肢に
製品のクオリティを左右するものは、中身の機能だけではない。容器やパッケージも製品の価値を高める重要な要素である。
特に通販では、実際に製品を手にとって見ることができないため、最終的には画面上の「見た目」が購入の決定打になりやすい。
こうした傾向が強くなっている昨今では、ありきたりな容器を提案しても、ブランドメーカーは首を縦に振らず、独自性の高いデザインによる差別化が求められているという。
これに対しては、新しい金型を利用した独自性の高いデザインの開発のほか、既存の金型で加飾技術やキャップのデザインバリエーションを拡充し対応する手法がとられている。
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この記事は週刊粧業 2015年10月26日号 25ページ 掲載
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