トモズ、プロモーションの成果で下期化粧品売上が2ケタ増に

週刊粧業 2015年11月9日号 8ページ

カンタンに言うと

トモズ、プロモーションの成果で下期化粧品売上が2ケタ増に
 トモズでは2015年上期(4~9月)、化粧品の売上げが前年比8%増と着実な成長を遂げた。下期はプロモーションが成果を上げたこともあり、2ケタ増で推移している。藤田智美商品部第二チーム長マネージャーに化粧品カテゴリーの戦略をたずねた。

 ――化粧品の売上げが好調な要因はどこにありますか。

 藤田 今夏は8月後半が天候に恵まれなかったものの、サンケアは前年の実績を上回った。

 資生堂は在住外国人による「アネッサ」などのまとめ買いや、「マキアージュ」のイノベーションや「HAKU」のアイテム追加の効果もあって好調に推移した。

 カネボウは「KATE」やCM効果があった「メディア」といったセルフブランドが好調だ。「ソフィーナ」は「プリマヴィスタ」の動きがよかった。

 シャンプーは「ボタニスト」がとてもよく売れており、「エッセンシャル」も健闘した。

 ――今秋、好スタートを切れた新製品はありますか。

 藤田 「フローフシ」のまつ毛美容液が好評で、「モテマスカラ」も販促効果でよく動いている。

 「エリクシールシュペリエルエンリッチドクリームCB」も高単価ながら好調だ。昨年限定発売してヒットし、今秋に定番化した「KATECCリップクリーム」や、「ヴァセリンリップロージーリップス」もよく売れている。

 花王グループでは10月より「秋の美肌フェア」を開催しているが、この取り組みが4年目を迎えた。この成果もあり、花王グループは10月に販売のピークを迎えるようになった。

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