アイビー2016年3月期第2四半期、売上高26.5%増

訪販ジャーナル 2015年11月23日号 3ページ

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アイビー2016年3月期第2四半期、売上高26.5%増
 アイビー化粧品の2016年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比26.5%増の29億4300万円と好調で、営業利益が91.0%増の6億6000万円、経常利益が80.4%増の6億6100万円、四半期純利益が70.2%増の3億9200万円といずれも計画を上回った。

 6月に発売したスキンケアシリーズ「ラ ベーシック」(3900~5800円)が好調を維持しており、さらに9月に強化販売する基幹アイテムの美容液「リンクル ローション」(2万7200円)が発売30周年となる節目の効果もあって出荷を伸ばした。

 「ラ ベーシック」は、スキンケアでは最も価格帯の低いシリーズとして約10年ぶりにリニューアルし、新客獲得を最大の目的に投入した。発売直後から快調な出足を見せ、7月も2万4000セットを超える追加注文があったという。

 一方、「リンクル ローション」の売上げも大きく増加した。同品については例年、一定の売上基準をクリアした販売会社をハワイ旅行に招待するキャンペーンを展開しているが、今年は節目を記念してその到達基準を大幅に下げた。すると販社や営業所の士気が高まり、出荷数量が大幅に伸びたという。同品を含む美容液は総受注量が7万8000セット超に達し、前年から3割ほど増えた。

 これにより、スキンケア全体の売上高も38.8%増の25億6700万円と大幅に増加して全体を牽引した。さらに、スキンケア商材は自社工場で生産をカバーしているため、内製比率が上昇したことで売上原価率も3.9P低下し、各利益の押し上げ要因となった。

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