粧工連、「第36回化粧品技術情報交流会議」を開催

粧業日報 2015年12月9日号 1ページ

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粧工連、「第36回化粧品技術情報交流会議」を開催
 日本化粧品工業連合会・技術委員会は11月25日、神戸市内で「第36回化粧品技術情報交流会議」を開催し、各部会・専門部会の2014年度活動を振り返るとともに、化粧品産業の発展に向けて考案した「粧工連ビジョン2012」の進捗状況について確認し合った。

 岩井恒彦技術委員長は、開会の挨拶で「中国経済の成長率減速の影響により、為替市場や株式市場の不安定化に加えて、実体経済への影響も出始めている」と日本の経済状況に触れ、「私たちの業界においては、想定外のインバウンドが追い風となっている」と話し、インバウンドに派生するグローバル競争力の強化に向けた今後の方向性を示した。

 「観光庁などの資料によれば、訪日外国人は10人に1人が化粧品を購入しており、その平均購入金額は約3万円(香水含む)、インバウンドによる化粧品市場は約600億円と推定され、市場に与える影響も大きい。また、この数字は、中国を中心とした訪日外国人たちの日本の化粧品に対する信頼を裏づけるものであり、同時に、私たちの自信につながるデータである。経産省が推進するクールジャパン戦略の一環として、化粧品をバックアップする動きも出てきた。私たちは、さらなる品質向上を図るとともに、日本の化粧品の信頼を高めていかねばならず、技術委員会としては、日本の化粧品産業の信頼向上と発展に寄与する活動を推進していく」

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