化粧品メーカー、ダイバーシティ戦略を加速

C&T 2015年12月15日号 11ページ

化粧品メーカー、ダイバーシティ戦略を加速
 企業経営において「ダイバーシティ」の必要性が叫ばれている。女性や若手の活用、グローバルな人材の育成など、その定義や手法は様々だ。

 共通するのは、多様な人材を受け入れ、その個性やアイデアを尊重することが新しい市場価値の創造につながるという考えがある。

 そんなダイバーシティの推進に積極的な有力企業4社(P&G、オルビス、マンダム、ザ・ボディショップ)の取り組みに迫った。

女性や若手の活用、グローバル人材の育成
新しい発想が市場を切り拓く

 グローバルメーカーのP&Gは、社員の国籍が全18カ国にまたがり、女性の役員比率も3割を超える。ダイバーシティをテーマにした社内フォーラムのほか、各部署の代表者が定期的に議論を交わすなど意識を盛り上げている。

 古くから女性や若手の活用が企業風土として根付いているというオルビスは、特に近年、それを「ブランド再構築」の名の下で生み出している様々な変革に役立てている。

 これまでの慣習を打破し、化粧品の企画チームに送り込んだ男性社員がヒット商品を生み出したのもその一例だ。今後は、そうした人事異動をさらに活発化させるという。

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