マリアンボレ、好調「アンスリール」で新規顧客の獲得増大へ

週刊粧業 2016年1月1日号 67ページ

カンタンに言うと

マリアンボレ、好調「アンスリール」で新規顧客の獲得増大へ
 対面販売による化粧品ビジネスを展開するマリアンボレは、2015年2月に立ち上げたベースメークシリーズ「ANSRIRE(アンスリール)」を、今年も新規顧客獲得ブランドに位置づけ、一般女性との距離感を縮める活動を推進していく。

 その第1弾として、化粧品・美容総合クチコミサイト「@cosme」のブランドファンクラブサイトを利用し、ブランド認知度を高めていく。

 企画マーケティング部の大廻良子氏は「ブランドとともに当社を知ってもらうきっかけづくりにしていきたい」と意気込みを語った。

 それを受けて、松尾圭一社長は「『アンスリール』の世界観は、これまでのマリアンボレにはなかったものであり、発売当初は既存の販売組織からの意見にもバラつきが見られた」と展開当初を振り返りつつ、「社名の知名度が高まることは活動意欲にもつながる」と述べ、新たな試みには販売組織の活性化への期待感を込める。

 その「アンスリール」は昨秋発売した「トリートメントリキッド」「クリアルーセントパウダー」が売上げにプラスオンされ、初年度実績は好調に推移している。ある程度、アイテムも揃ってきたことから、「2年目以降は一時的な実績ではなく、発売したアイテムが定番化していくかどうかを重視していく」と松尾社長は述べ、主力に位置づけるベースメーク改良を現段階の目標にし、育成していく考えだ。

 「引き続き、訪販という業態の枠にとらわれず、新しいことをやり続けていく。その新しい取り組みから成長につながる形を見出し、会社として、もう1ステップ上のレベルに進んでいきたい」(松尾社長)
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