ヒト幹細胞コスメ、次世代を担う化粧品となるか!?

C&T 2015年12月15日号 42ページ

カンタンに言うと

ヒト幹細胞コスメ、次世代を担う化粧品となるか!?
 今、「次世代コスメ」と聞いて、どんな化粧品を思い浮かべるだろうか。

 最近、化粧品売場で「赤ちゃん肌」、「マイナス〇歳肌」といったPOPを見る機会が増え、やはりそれは、ハリやツヤのある若い頃の肌を取り戻せるような、そんな化粧品ではないだろうか。

 それに最も近い存在であると言えそうな化粧品が、日本で注目を集めはじめている。「ヒト幹細胞コスメ」だ。

 日本では2014年から台頭しはじめ、2015年の化粧品・美容関連の展示会では、「ヒト幹細胞コスメ」と銘打つブースが見受けられ、多くの来場者で賑わっていた。

 再生医療分野で認知が高まった「幹細胞」、さらにそれが「ヒト由来」の幹細胞であることに、私も思わず足を止めた。

 聞けば、「ヒト幹細胞コスメ」の主成分である「ヒト幹細胞培養液」は、ヒト脂肪由来の幹細胞からの分泌液で、幹細胞そのものは入っていない。

 しかしながら、その分泌液には、細胞活性を促す500種類以上のタンパク質が含まれ、肌再生や細胞代謝を促す効果が期待できるという。

 日本では2014年7月に表示名称「ヒト脂肪細胞順化培養液エキス」として、申請受理された。

 今回、特集に協力している企業のビジネスモデルからもわかるとおり、現在はネットワークビジネス系の企業が先頭を切って取り扱っている状況だ。

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