日衛連、賀詞交歓会で「尽くす」姿勢の活動に賛同求める

粧業日報 2016年2月10日号 2ページ

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日衛連、賀詞交歓会で「尽くす」姿勢の活動に賛同求める
 一般社団法人日本衛生材料工業連合会(略称=日衛連)は1月21日、都内で新年賀詞交歓会を開催し、会員各社を中心に250名を越える関係者が参列し、連合会の結束を深めた。

 賀詞交歓会の前に開いた記者会見で、高原豪久会長(ユニ・チャーム社長)は、昨年の世界経済の状況を振り返りながら「景気の好循環に向けて政府の積極的な姿勢も見られるが、米国FRBの利上げにより、潮目が大きく変わったと感じている。2016年は方向感のない混沌とした経済状況にあると言え、企業各社は事業のポートフォリオに関して、外部環境に頼らずに自立する心構えが必要だ」と語った。

 その心構えとして、高原会長は「柔軟性と俊敏性が必要条件であるとすれば、十分条件は縦横無尽の想像力だ。『考えながら実行する、実行しながら考える』というマネジメント手法は不変的に求められるものだが、今年は特に重視すべきと考えている。当社の漢字一文字で掲げる年間スローガンも、考え尽くし、実行し尽くすことを目指して『尽』とした。日衛連の活動においても、コンプライアンスの名のもとに善悪の善を尽くし、モノづくりでは機能美、様式美、健康美の美を尽くす『尽善尽美』の志で取り組んでいく」と会員各社の参列者に向けて語気を強めた。

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