銀座赤レンガ、銀座で唯一の化粧品店、提案の幅広さで百貨店と差別化

週刊粧業 2016年2月15日号 7ページ

カンタンに言うと

銀座赤レンガ、銀座で唯一の化粧品店、提案の幅広さで百貨店と差別化
 「銀座赤レンガ」は、銀座界隈で唯一の化粧品専門店だ。昭和52(1977)年に銀座の対鶴館で開店し、2012年に現在の銀座コアへ移転しながら化粧品激戦区を生き抜いてきた。

 昨年6月に「アルビオンドレッサー銀座店」を展開することとなり、銀座になくてはならない存在となった。百貨店やセレクトショップ、最近ではドラッグストアが開店し、ますます競争がし烈化している中、化粧品専門店である「赤レンガ」はどのような施策で他店との差別化を図っているのか。その取り組みについて話を伺った。

ベネフィークは銀在唯一の展開
移転して化粧品特化型店に

 「銀座唯一の化粧品専門店」だが、決して安泰な商圏なわけではない。最大のライバルは百貨店である。

 同店で取り扱っている「コスメデコルテ」「クレ・ド・ポー ボーテ」は、百貨店の中でも人気ブランドの1つに数えられ、お客を奪い合いかねない。最近では、百貨店が専門店の強みであるお手入れに力を入れ始めていることから、差別化がますます難しくなってきた。

 しかし、同店の村上純一社長は「まだまだ専門店には独自のよいところがたくさんある。そこを伸ばしていけば百貨店との棲み分けができる」と胸を張る。

 村上社長いわく、専門店には、たくさんの可能性を見つける楽しさがあるという。1つの店舗に様々なメーカー、ブランドの、様々なコンセプトの製品が揃っており、美容部員の提案力もピカイチだ。そのため、自分の肌質に合った化粧品が見つけられるという利点がある。

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