2016年 化粧品業界 就職・転職の最新動向、売り手市場が加速

週刊粧業 2016年2月15日号 1ページ

カンタンに言うと

2016年 化粧品業界 就職・転職の最新動向、売り手市場が加速
 厚生労働省が発表した2015年平均の有効求人倍率は、前年比0.11P増の1.20倍で6年連続のプラスとなり、1991年(1.40倍)以来24年ぶりの高水準となった。昨年は景気が緩やかな回復基調で推移したこともあり、企業の採用活動が活発化した。

 2016年上期も新卒・中途採用においては、いずれも求職者優位の売り手市場が続く見通しだ。化粧品業界においては昨今のインバンド消費の高まりを受け、売場の人手不足に悩むメーカーが増えている。

 一方で、少子化によって美容部員を志望する学生数が年々減少傾向にあることから、今後は企業間の人材獲得競争がますます熾烈になり、これまで以上に採用環境が厳しさを増すことが予想される。

景況感の改善で求人数が拡大
今年の新卒採用は短期決戦に

 インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」の調査によると、2015年12月の転職求人倍率は前月比0.04P増の1.21倍で、求人数は13カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新した。

 化粧品業界の転職動向については、「業界経験者や即戦力を採用したいという企業側のニーズは依然として多いものの、人材確保が厳しい昨今は女性向けの商材やサービスを扱う異業種に間口を広げて人材を採用するケースが増えている」(人材紹介会社関係者)という。

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