ナチュラル・ハーティー・マーケット、オーガニック化粧品「babu-(バブー)」で愛用者拡大

C&T 2015年12月15日号 80ページ

カンタンに言うと

ナチュラル・ハーティー・マーケット、オーガニック化粧品「babu-(バブー)」で愛用者拡大
 自然や肌へのやさしさにこだわり、無添加・自然派の商品を提供するナチュラル・ハーティー・マーケットは、合成化学物質を使用しない化粧品ブランド「babu-(バブー)」を展開している。

 同ブランドは、もともとテレビ業界で制作の現場にいた小松玄(まこと)社長が、妻であり当時からヘアメークアップアーティストとして同じくTVや映画、雑誌といった様々なメディアで活躍していた小松和子氏の化学物質過敏症の発症を機に化粧品について独学で学び、2007年に和子氏がプロデュースするかたちで立ち上げた。

 思いやりから生まれた化粧品は、今や敏感肌の女性のみならずコスメフリークの多くの女性から支持を集めている。

「自然派だから仕方ない」の認識を製品で払拭
柔軟性を保つためあえて「こだわり」はつくらず

 「babu-」のブランド名は、「生まれたての素肌」を意味し、赤ちゃんの産声に由来する。肌に負荷をかけず、自己治癒能を阻害せず、素の状態に戻していくことがブランドの目的だ。

 当時流行の兆しが見えていたナチュラル・オーガニックコスメに目を付け、立ち上げた当初はスキンケアブランドとしてスタートし自然素材を使用した石けんや洗顔クロスなどの雑貨を販売していた。

 しかし、スキンケアは多種多様な製品が市場に溢れ、差別化が難しかった。

 そこで和子氏の仕事道具としても使えるようなメークアップ製品に注目したが、ナチュラル・オーガニック訴求のメーク製品は色持ちや発色などの点から撮影には不向きなものが多く、導入への障壁は高かったという。

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