機能性表示食品、制度開始1年で新素材の台頭に期待感

粧業日報 2016年3月16日号 1ページ

カンタンに言うと

機能性表示食品、制度開始1年で新素材の台頭に期待感
 消費者庁は3月9日付で、「機能性表示食品」の商品届出数が241商品になったことをホームページ上で公表した。

 これまで特定保健用食品と栄養機能食品にのみ適用されていた機能性表示が、あらゆる食品で可能となる新制度として昨年4月よりスタートして約1年。既に申請受理された一部の機能性表示食品の中にはヒット商品も生まれており、価格訴求ではなく、品質価値を訴求した取り組みによる市場の成長が見えてきた。

 ビジネスチャンスと捉えて新制度を活用するブランドメーカーの増加にともない、機能性原料の研究開発を行う企業の多くが、届出申請のサポートに取り組みはじめ、大きな成長が期待される素材に関しては、企業や関係団体が協働で対応しようという動きが活発になってきている。

 直近では、2月19日に大阪市内で開催された「関西プロテオグリカン・フォーラム2016」で紹介されたサケ鼻軟骨由来「プロテオグリカン(PG)」や、2月25日に都内で開催された「リパミンPS広報センターセミナー」で紹介された大豆由来「リパミンPS」(ホスファチジルセリン)がそれにあたるが、この2新素材を扱う企業ではこのほど、機能性表示への対応や最新の研究成果、システムレビュー(既往研究の文献探索)に関する勉強会を開催した。

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