2015年ボディソープ市場、中高価格帯「敏感肌用」「男性用」が牽引

週刊粧業 2016年3月21日号 1ページ

カンタンに言うと

2015年ボディソープ市場、中高価格帯「敏感肌用」「男性用」が牽引
 2015年のボディソープ市場は、単身世帯の増加に伴って洗い上がりや香りなどを訴求した中・高価格帯のパーソナル製品の需要が増加し、前年比4.9%増の約610億円となった。

 パーソナル製品のカテゴリーでは、「ベビー用」「ボディコスメ系」が前年とほぼ横ばいで推移したものの、「敏感肌用(薬用)」「男性用」が好調で、市場の拡大を牽引した。

 また、「肌をやさしく洗いたい」という生活者ニーズの高まりを受け、ファミリー・パーソナルの各市場でいずれも泡タイプが活況を呈しており、昨年のマーケットサイズは約35億円まで拡大している。

 2016年も引き続き、「香り」「肌へのやさしさ」「低刺激性」といった、付加価値を訴求した中・高価格帯のパーソナル製品が市場拡大の鍵を握ることになりそうだ。

年齢やライフステージの変化が
付加価値品を求める契機に

 2015年のボディソープ市場のブランド別シェアは、「ビオレu」(花王)が首位を堅持し、「ダヴ」(ユニリーバ・ジャパン)、「ナイーブ」(クラシエホームプロダクツ)と続き、上位を占める勢力図に大きな変化は見られなかった。

あと74%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 2015年ボディソープ市場、中高価格帯「敏感肌用」「男性用」が牽引

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop