ケイズ、2016年度 第19期「全体会議」を開催

粧業日報 2016年4月25日号 4ページ

カンタンに言うと

ケイズ、2016年度 第19期「全体会議」を開催
待望の自社工場が竣工、
稼働の年頭に全社員が理念を共有

 化粧品の受託製造や容器調達を展開しているケイズ(本社=金沢市)はこのほど、本社で第19期「全体会議」を開催し、各拠点から約90名の全社員が参集して化粧品業界に貢献するための方針と決意を共有し合った。

 会議の冒頭で新年度の方針説明を行った角嶋一幸社長は、若手社員に向けて「容器事業を立ち上げた1998年の創業時に、決してブローカーにはならないと決めていた。検査をして手作業にも対応するという、これまでにないスタイルを確立した」と同社の礎に触れ、今日までの成果として「少しずつだが『ケイズは信頼できる』と言ってくださるお客様が出てきた」と述べ、顧客へ奉仕する心と新たな価値を創造する大切さを強調した。

 また、「海外製のエアレス容器でチャンスを掴んだ」と語った角嶋社長は、新規性の容器が販売先で喜ばれたのは「安全性の担保はメーカー様へ一方的に依存せず、ケイズも徹底して検査業務を担ったからだ」と振り返り、こうした行動が同社の成長を支えてきた源泉だったと位置づけた。

 今後の方針については、「モノを売る会社ではないという考えに達し、当社の存在感が『心地良い』と感じてくださる企業であるように努め、お客様から『ケイズに相談しよう』と目されるコンシェルジュ企業を目指す」との理想像を披露し、容器調達と化粧品開発に加えて海外ネットワークを活かし、社訓にある「化粧道を創造する」ことに引き続き取り組む姿勢を明らかにした。

 そして最後に、角嶋社長は「イノベーション」を今後の新たな最重要キーワードに据え、この日参集した全社員へ「常に変化をしなければ企業は陳腐化し、やがて淘汰されてしまう」と危機意識の大切さを呼びかけ、会議を締め括った。
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