セントラル・コーポレーション、「わずか100個から」の化粧品OEM製造に強み

週刊粧業 2016年4月18日号 14ページ

カンタンに言うと

セントラル・コーポレーション、「わずか100個から」の化粧品OEM製造に強み
 セントラル・コーポレーションは在庫バルクの小分けではなく、ゼロからのオリジナルブレンドで「わずか100個から」化粧品をつくる小ロット製造のパイオニアとして、独立を目指す起業家を支援し続けて今年で37年目を迎える。

 笹山博史社長に、ヒット商品の原動力について聞いた。

 ――貴社が考えるヒット商品の原動力についてお聞かせください。

 笹山 世の中がトレンドやブームを追い求める傾向にあるため、昨今の一般消費者は移り変わりが激しく、飽きやすくなっている。

 「ブームは3カ月」とも言われるような状況にある中で、ヒット商品の原動力となるのは移り変わりの激しいトレンドやブームに合わせた瞬時の「市場調査」と「商品変革」である。

 本格的な販売に乗り出す前にはテストマーケティングが必要になるが、通常の製造ロットで行うには大きなリスクが伴う。

 その点、100個製造ならば例え失敗したとしても再試作ができ、ローコストで製造した分を広告費用に投資もできる。

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