ファンケル、2016年3月期は戦略的な広告展開で2ケタ増収

粧業日報 2016年5月16日号 3ページ

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ファンケル、2016年3月期は戦略的な広告展開で2ケタ増収
 ファンケルは4月27日、2016年3月期決算説明会を開催した。

 売上高は前期比17.0%増の908億5000万円、営業利益が69.9%減の12億400万円、経常利益が66.8%減の14億2100万円、当期純利益は77.3%減の5億2200万円となった。

 マーケティング費用が大幅に増加(前期比95億6500万円増)したことや流通チャネル展開の伸長・新規顧客獲得が想定以上に進んだことで原価率が一時的に悪化したことなどにより、営業利益が大きく減少している。

 主力の化粧品関連事業では、売上高は15.9%増の550億1600万円、営業利益が12.9%増の62億7500万円で増収増益だった。

 ブランド別売上高は、「ファンケル化粧品」が12.0%増の442億6300万円と過去最高を更新した。国内は14.9%の増収、海外が7.7%の減収となっている。

 国内では、「エイジングケア 洗顔クリーム」「無添加アクティブコンディショニング」などの発売や、主力製品「マイルドクレンジングオイル」のプロモーション、ドラッグストアへの卸販売の強化などにより好調に推移した。海外(2015年1月~12月)は、香港・中国向けの卸販売が振るわず減収となった。

 「アテニア」の売上高は9.5%増の76億3100万円で、新規顧客獲得商材の投入や既存顧客向けのキャンペーンを展開したことなどで売上げを拡大した。

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