ライオン、2015年12月期第1四半期の経営概況を発表

粧業日報 2016年5月16日号 1ページ

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ライオン、2015年12月期第1四半期の経営概況を発表
収益性の向上が顕著で
各利益が軒並み3ケタの伸びに

 ライオンは5月10日、記者懇談会を開催し、濱逸夫社長が2016年12月期第1四半期決算の概況について説明した。

 濱社長はまず2016年1~3月の日用品市場(同社参入39市場)とOTC市場(同社参入8市場)の動向について、「日用品ではハミガキやハブラシ、OTCでは解熱鎮痛剤や点眼剤のカテゴリーにおいて高価格帯が市場を牽引し、日用品市場の1~3月は金額105%、個数103%、単価103%、OTC市場の1~3月も金額102%、個数101%、単価101%と好調に推移している」と述べた。

 2016年12月期第1四半期は、国内・海外とも収益性の向上が継続した結果、売上高が前年同期比7.9%増(為替の影響除く実質10.8%増)の894億8500万円、営業利益が171.1%増の57億9500万円、経常利益が169.6%増の61億3000万円、純利益が234.1%増の37億9700万円となり、第1四半期の数値としては売上高・各利益ともに過去最高を更新した。

 「日用品市場の好調要因はいくつか考えられるが、生活者のヘルスケア意識の高まりとともに高付加価値品へのニーズが増大しており、各社がその需要を取り込んだことが大きい。また、オーラルケア商材の収益性の高さと当社の営業提案力を評価し、各販売店において陳列スペースの拡大がなされていることも業績の好調に拍車をかけている」(濱社長)

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