ライオン藤津氏、「サステナブル社会の実現」をテーマに講演

粧業日報 2016年5月18日号 2ページ

カンタンに言うと

ライオン藤津氏、「サステナブル社会の実現」をテーマに講演
 ライオンの藤津雅子氏(CSR推進部 環境保全推進室長)は、5月11日に開催された第2回エコ・ファーストシンポジウムにおいて、「『Lion Eco Vision 2020』 サステナブル社会実現への取組み」というテーマで講演を行った。

 同社では、2020年に向けての新経営ビジョン「Vision2020」にて「環境対応先進企業を目指す」ことをビジョンの1つに掲げ、地球環境問題の現状を踏まえ、関与する領域と活動は何かを再定義した。それが「Eco Vision 2020」であり、環境対応先進企業を目指すべく、「低炭素社会の実現」「自然との共生」「循環型社会の実現」「社会への啓発」の4点に取り組んでいる。

 カーボンニュートラルな植物原料の活用に向けては、持続可能な調達を目指し、2006年からRSPOに参画。2015年までに購入パーム油全量をRSPO認証油化に対し、2014年7月より全購入パーム油を認証油に切り替えた。

 さらに、環境に配慮した製品開発を促進すべく、独自の「エコ基準」を定め、それをクリアした製品に「環境ラベル」(2014年~)を表示し、生活者に伝達している。

 一例として、キレイキレイ泡ハンドソープの詰め替え容器では、葉っぱの形をした「eco LION」という環境マークに、『暮らし、まいにち、エコ。』というスローガンを記載し、「使用後に排出される炭酸ガスを従来品より32%削減している」ことをアナウンスしている。

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