資生堂2016年第1四半期、1.4%増収、経常益77.9%増

粧業日報 2016年5月20日号 1ページ

カンタンに言うと

資生堂2016年第1四半期、1.4%増収、経常益77.9%増
日本事業が堅調に推移する中、
中国事業・免税事業が好調に推移

 資生堂の2016年12月期第1四半期は、売上高が前年同一期間比1.4%増(為替影響を除く実質4.6%増)の2132億6400万円、営業利益が75.9%増の220億8900万円、経常利益が77.9%増の219億5600万円、純利益が約10倍増の273億200万円(前年同一期間は25億円の利益)となった。

 売上高は、日本や中国、トラベルリテールの売上伸長が、ライセンス契約終了に伴う「Jean Paul GAULTIER」の売上減の影響を吸収したことにより、現地通貨ベースで前年同一期間比4.6%増となった。また、円換算後では、円高による為替影響を受け、前年同一期間比1.4%増となっている。

 営業利益は、売上増に伴う差益増や世界各地域でのプレステージブランドの売上伸長によるプロダクトミックスの改善、コスト構造改革による原価率低減に加え、マーケティング投資の発生時期のずれなどにより、前年同一期間比75.9%増となった。

 純利益は、「Jean Paul GAULTIER」のフレグランスに関する知的財産権の譲渡益や鎌倉工場跡地の売却益を特別利益に計上したことなどにより、前年同一期間に対し248億円の増加となっている。

あと68%

粧業日報の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 資生堂2016年第1四半期、1.4%増収、経常益77.9%増

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop