着実に成長を続けるオーガニックコスメ市場

週刊粧業 2016年5月16日号 1ページ

カンタンに言うと

着実に成長を続けるオーガニックコスメ市場
 市場調査会社の総合企画センター大阪が今年1月に発表したオーガニック・ナチュラルコスメ市場規模調査では、2014年度は前年度比4.5%増の1970億円となった。

 同社では、主要各社が食やサロン・スパを併設した直営店やセミセルフ型ショップに注力しているほか、地方都市への出店に力を入れ、顧客層の拡大を図っていることから、2015年度も同4.6%増の2061億円になるとの見通しを明らかにしている。

 今特集では、オーガニック・ノンシリコンのメーカーとOEM全14社を取材し、最新の動向に迫ってみた。

効果実感やブランドポリシー等
自らの感性で製品を選ぶ傾向に

 近年は消費者の安心・安全志向の高まりに加え、環境を重視したライフスタイルや社会貢献に配慮した倫理的消費(エシカル消費)に対する意識・関心の高まりなどを背景に、オーガニック・ナチュラルコスメ市場が拡大傾向にある。

 それに伴い、参入ブランドの増加も相次いでおり、直近では今年3月にアルビオンが次世代の高級オーガニック化粧品市場の創造を目指し、米国オーガニックスキンケアブランド「インフィオレ」を新たに投入するなど、依然としてメーカー各社の動きが活発化している。

 一方で消費者の動向に関しては、「もはやオーガニックだけでは競争に勝てないのが現状だ。

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