ライオン、「第73回全国小学生歯みがき大会」を開催

粧業日報 2016年6月10日号 4ページ

カンタンに言うと

ライオン、「第73回全国小学生歯みがき大会」を開催
 ライオンは6月3日、公益財団法人ライオン歯科衛生研究所、一般社団法人日本学校歯科医会、一般社団法人東京都学校保健会と共同で、文部科学省等の後援を受け、「第73回全国小学生歯みがき大会」を開催した。

 全国小学生歯みがき大会は、小学生の歯と口に対する健康意識を育てることを目的に、毎年「歯と口の健康週間」(6月4日~10日)に合わせて開催している。

 今年から名称を「全国小学生歯みがき大会」に改め、全国の小学生がインターネットで参加する全国規模の大会として新たなスタートを切った。

 同大会は小学生に歯と口の健康に関する「気づき」を与え、健康意識を育むことに重点を置き、クイズや実習を交えて楽しく歯と口の健康の大切さを学べる場としており、2008年からインターネットでの配信を開始し、日本全国はもちろんのこと、海外からの参加も年々拡大している。

 今年は、日本国内1708校、海外8カ国・地域21校(日本人学校8校、現地校13校)の総計1729校・約9万人の国内外の小学生が参加した。

 大会では、「歯と自分をみがこう。」をテーマに、安井利一明海大学学長監修のもと、小学生に向けて「予防歯科」の理解と浸透を図るために「歯と口の健康教室」を実施した。

 「歯と口の健康教室」は、健康な歯ぐきの大切さや自分自身でのケアの方法、またデンタルフロスの使用を体験することで、歯間清掃の重要性を理解し、オーラルケアを習慣化することを通じて、続けることの大切さを学ぶ内容となっている。

 また、参加した小学生は、配布された「未来宣言シール」に自分の目標と達成のために続けることを記入した。大会にて配信した映像は、6月30日までインターネットで公開予定だ。

 閉会の挨拶を行った安井氏は、「身体は様々なサインを自ら発している。今回、皆さんは健康な歯ぐきと歯肉炎の歯ぐきの比較などで歯ぐきからのサインについて勉強した。このサインを見つける力があれば、将来、歯の健康を自分で保てるようになるはずだ。自分で立てた未来の目標に向かって頑張ってほしい」と子供たちに語りかけた。
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