都粧協、三役新体制報告会を開催

粧業日報 2016年6月17日号 4ページ

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都粧協、三役新体制報告会を開催
 東京都化粧品装粧品小売協同組合(都粧協)は6月7日、三役新体制の報告を兼ねて記者懇談会を開催した。

 新理事長の松坂典良氏は、「化粧品販売という日本のよき文化を次世代に継承していくためにも、アメリカ的なマネー主義、売れてなんぼの世界ではなく、ヨーロッパ的なブランドを大切にしていく考え方に軸足を置き、お客様もきれいになって、我々も商売が繁盛するような方向性を見出していく。寺澤成幸前理事長の進めてきた取り組みは基本的に正しかったと考えており、これまでの政策を尊重しつつ、全国的に見て1店あたりの販売金額やスキルが高い都粧協の組合員たちが情報交換を密にし、モチベーションを高められるよう環境を整えていきたい。最近では、支部の意見が理事会に伝わらないという意見を踏まえ、これまで別々に行われていた理事会、支部会を一緒に行っている。その甲斐もあり、支部の生の意見が理事会に反映するようになってきた。このように様々な組合員の声を大事にしながら、都粧協の事業をさらに発展させていく」と挨拶した。

 新専務理事の長尾正幸氏は、化粧品専門店を取り巻く環境について「組合の中心事業は、キリョウとビューティフーズだが、いろいろな環境の変化もあり、メインであったビューティフーズの売上げもここ数年低迷している。様々な新しい事業へのチャレンジを模索しているが、未だ明確な答えが出せていない」と指摘。「閉塞感のある中の船出だが、専務理事として、メーカーや組合員の皆さんと交流を深め、しっかり松坂理事長を支えていきたい」と抱負を語った。

 〈三役新体制〉
 理事長=松坂典良氏(新任)▽副理事長=寺澤成幸氏(新任)、内田弘氏(留任)、山本好文氏(新任)▽専務理事=長尾正幸氏(新任)
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