ホットアルバム炭酸泉タブレット、夏こそ「重炭酸イオンシャワー」を提案

週刊粧業 2016年7月11日号 66ページ

カンタンに言うと

ホットアルバム炭酸泉タブレット、夏こそ「重炭酸イオンシャワー」を提案
 世界で初めて中性重炭酸イオン入浴剤の錠剤化に成功したホットアルバム炭酸泉タブレット(本社=東京都八王子市)では今夏、入浴時にシャワーだけの利用が多くなる夏シーズンに向けて「重炭酸イオンシャワー」の普及を目指し、新重炭酸入浴剤「プレミアムホットタブ重炭酸湯」(以下「プレミアム」、写真上)とホットタブ専用シャワーヘッド(以下「シャワーヘッド」、写真下)に特化した販売戦略を徹底的に推進していく。

 創業者で開発も手掛ける小星重治社長は、コニカ(現コニカミノルタ)在籍時、研究者として画期的な写真技術を相次いで開発し、紫綬褒章や科学技術長官賞など数々の表彰を受けた経歴を持つ。

 小星社長は定年後、「写真技術を活用して社会に恩返しをしたい」との思いから、ドイツのバート・ナウハイムや大分の長湯温泉に代表される「自然炭酸泉」を家庭でも気軽に味わえるよう、中性重炭酸イオン入浴剤の開発に着手した。

 その後、2009年に写真ケミカルの錠剤化技術を応用し、世界で初めてクエン酸と重曹を錠剤化した「スパークリングホットタブ」を発売して以降、アスリートやペット、薬用など商品ラインナップを拡充してきた。

 そして、今年6月にはビタミンCを新たに配合した「プレミアム」(10錠1000円、30錠2500円、100錠6700円)を発売した。小星社長は、プレミアムの特長について、「シャワーから出た水が体に当たる0・1秒で、抗酸化機能の高いビタミンCが瞬時に水道水に含まれる残留塩素を中和し、肌のバリア層を塩素から守る。しかも、独自の粒技術により、錠剤が7~8分で溶け終わるまで塩素除去効果が持続する」と説明する。

 同社では、夏でも重炭酸イオンが溶けた低温(36~38度)のお湯に15分以上長湯することで体が温まり、冷え症体質を改善し、疲労回復へとつながることから「夏こそ重炭酸シャワーが最適」(小星社長)と推奨している。

 さらに石鹸やシャンプーを使用しなくても、重炭酸イオンの働きによって化学洗剤では落としきれない毛穴のミネラル汚れまできれいに落とし、皮脂バリアを壊さずにマイナスイオンが肌や髪の表面をコートしてハリや弾力をもたらすという。

 実際にシャンプーと石鹸を使用せず、プレミアムとシャワーヘッドのみを307名のモニターが2週間使用した結果、使用前と比べて「髪の乾燥」「ハリ・コシ」「頭皮のニオイ」の各項目で有意な改善が確認されている。

 「体温が上がると寝付きがよくなり、細胞と脳の疲労回復にもつながってくる。最近では、トップアスリートの愛用者が増えていることから、東京五輪に向けて選手のリカバリーコンディショニングケアに採用されるような活動を進め、グローバルにも広めていきたい」(小星社長)
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ホットアルバム炭酸泉タブレット、夏こそ「重炭酸イオンシャワー」を提案

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop