ファンケル化粧品、主力商品「洗顔パウダー」をリニューアル

週刊粧業 2016年7月4日号 21ページ

カンタンに言うと

ファンケル化粧品、主力商品「洗顔パウダー」をリニューアル
 ファンケル化粧品は8月19日、主力商品「洗顔パウダー」(50g)をリニューアルして通信販売および直営店舗で発売し、全国のローソン店舗(一部店舗を除く)やドラッグストアでも順次販売していく。

 同社では洗顔をスキンケアの重要な役割と位置づけており、汚れを落とすだけでなく、肌に不必要なものをきちんと落としつつ肌本来のうるおいを保つことで、摩擦による刺激や洗浄力不足や、角層からのうるおい流出など洗顔による肌ストレスを与えない処方を採用し、リニューアルを行った。うるおいをキープしながら角栓や不要な皮脂をつるんと落とし、ゆで卵のような極上のつるつる肌に洗い上げるという。

 また、2005年のリニューアル以降、使用感別にランナップを行ってきたが、「究極の一本が完成したため」(佐藤由奈取締役マーケティング本部長)、一本化を図った。

 同製品は、肌のうるおい成分であるNMFの構成成分の一つで、肌にある水分を抱え込むことができるアミノ酸化合物の一種である「PCA(ピロリドンカルボン酸)」を守って肌のうるおいを保つことができる。またその働きで、洗顔料では珍しい「乾燥による小ジワを目立たなくする」効能評価の取得に至った。

 PCAは、洗顔時の摩擦などでなくなりやすいが、独自の洗浄成分「うるおいキープ洗浄成分α」により、PCAを守りながら肌を優しく洗い上げ、若々しいうるおいのある肌へと導くことができる。

 さらに、独自処方の複合成分「つるんとクリア成分」が、毛穴の黒ずみの原因となる皮脂や不要な角層をしっかりと除去する。また、パウダーがすばやく溶ける「はや泡処方」で、簡単に濃密もっちり泡を作り、肌にストレスをかけることなく優しく洗い上げる。

 販促活動では、店頭での体感キャンペーンやTVCMの放映などを行い、認知拡大を図っていく。
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